皆さん、ようこそ札幌医大集中治療部のホームページへ。お越しいただきましてありがとうございます。当診療部の責任者をしております、数馬 聡と申します。

私どもの集中治療部は病院ベッド数938床に対し、わずか10床と非常に少ない数ではありますが、年間700名前後の重症患者を受け入れております。ここから、北海道外の大学教授や地域の中核病院での救急・集中治療を担う多くの人材が輩出されております。当診療部門で日々臨床に従事されていた諸先輩の努力により、この伝統ある集中治療部の歴史が作られてきました。

私共の重症患者に対する集中治療の考え方には以下の3つがあります。
一つ目は、重症患者を早期に認識できるシステムを構築し、早期に治療介入を行うことです。
二つ目にはエビデンスを柱にさらに自分たちの作り上げたエビデンスを治療に反映させることです。
三つ目は多職種によるチーム医療の実践です。
これらを実践するため、我々集中治療部のスタッフは受け身とならない、前向きな集中治療診療を目指して邁進していく強い気持ちを持っています。

是非、集中治療に興味のある研修医、ベテラン医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士などなど、一緒にこの新しい世界を極めてみませんか。北海道、札幌の美味しいものを食べながら集中治療のパイオニアとなりましょう。